RGC−80
ジムキャノン プレバン限定版を好みのスタイルに作り替えるぞ!
2020.10.04
ご存知だと思いますが、プレミアムバンダイ限定版プラモは、箱絵が大抵一色刷りです。
決して、レトロ感を出すためにセピア風画像エフェクトをかけた訳ではありません。
まず、キットの説明から始めましょう。
2015/5/15・・・だったと思う。
たしか、MGでジム系MSVガンプラ初キットがこいつだったと記憶している。(違ったかな?)
キット化された背景を考えると、多分、ザク系MSVがほぼ出尽くして、『プレミアムバンダイ限定』と名を打っても、売り上げが伸びなくなって来たんだと思う。
で、『ザクもそろそろ飽きられて、売上上がらないなぁ〜』と考え、次なるラインナップとして槍玉に挙がったのが、『そう言えば、ジムってMSV出してないな』と、気づいたんだと思う。
ぶっちゃけ、連邦派の自分としては、なぜ今まで出さなかったんだ! と、声を大にして言いたい。 ・・・多分、ザク系で売上上がっていたからだろうけど。
で、
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32年の時を経て ----------------
“RGC-80 ジム・キャノン 1/100スケール 初のキット化!”
マスターグレードシリーズで ジム・キャノン 登場!!
原点回帰をコンセプトとしたMG Ver.2.0を素体に、
ジム・キャノンの形状とカラーを、マスターグレードならではの造形、カラー分割で忠実に再現。
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と、威勢のいいことを言って売り出したンじゃないかと。
箱絵は、当時の1/144MSVジムキャノン を表現・・・ グッとくるぜぇ〜!
だがしかし、最近のMGはちょっと路線がおかしい・・・
MG販売開始当時、1/100でリアリティー追及路線だったはずなのに、Ver2.0ラインナップから、アニメスタイル重視に路線変更。
そんなもの俺は望んでいない! しかも、Ver2.0でラインナップした物から、Ver1.0系、Ver1.5、VerO.Y.Wが廃盤という扱い!!
ゆ・る・せ・ぬ!!
\300キット等、『今更誰が買うんだろう!?』そんなキットをレギューラ化したままで、数少ない1/100キットを廃盤にするなんて・・・
『やはり、ザビ家は許せぬと分かった!』(意味不明発言)
と、言う訳で、私、Ver2.0系は、スタイルに不満を持っています。
ガンプラやめようかな?と、考えていたころ、RX−78ガンダムVerO.Y.Wは、結構人気があったらしく、時々生産され、ガンダムベース東京で販売されているという事実を入手!
おそらく、『ガンダムベース東京は何のために存在するのか? 秋葉原駅前、有名量販店のガンプラ売り場の方が大きいし、ラインナップも遜色ないぞ。 そうすると、限定版と、小売店で売らない商品を売るしかないだろう? 限定品は、一般品金型を使用したクリアキットと、メッキコーティングキットとして、だけどもう飽きてるよね? 他には・・・廃盤にしたキットを少量生産し販売するか!?』の、様な事を考えたのかなと、勝手に想像。
そんな訳で、さっそく足を運び、アニメカラー版と、通常版1個づつ買ってきました。 どうせ塗装して仕上げるので、成形色はどうでも良いんですが、説明書が気になったので。
因みに、O.Y.W版は、全頁フルカラー印刷。アニメカラー版は、一部カラーの白黒で、WBの航路図やMSの解説付き。
『こいつをベースに今後販売されるだろうジムMSVを徹底的に改造してやる! でもって、Ver2.0をリアル路線に再び方向転換させてやる! まずは、ジムキャノンからだ!!』
そんな野望を持っての購入であった!
さて、今回は、マークUの時と違って、改造する事前提で進めるので、ゲート処理はテキトーに済ませます。
早速パチパチ組んで、気になる箇所のゲート処理をしていくと、下写真の様にプラ粉?が凄いンじゃ!By千鳥ノブ。
これ、つい最近見た事あります。そう、ガンダムマークUHDリマスター版で見ました。
恥ずかしながら、新しいプラモをこんな速いペースで組んでいくことが無かったので、気づかなかったんですが、何時の頃からか、ガンプラって、素組前提モデラ―の為に、キットに軽く光沢コーティングされるようになったんですか?
もしかして、Ver2.0のラインナップが始まった頃からだろうか・・・
正直止めてほしい・・・(´・ω・`)
キットは、ジムVer2.0をベースに追加パーツがセットされており、ジムを1機、完全に組み立てる事が可能です。
はい。 パチ組終わりです。
この時代のMSは、フレームが完全に隠れるモノコック形状なので、パチ組でも気にならない。マークUより簡単だったなぁ〜
改造点は、頭部は首に向かってすぼまった形にしたい。また、口が大きい。肩の形状がリアリティーに欠けている。腕、足共に丸っこくてカッコ悪い。胸の排気ダクトが陥没形状で過去のジム系ガンダム系とデザインが統一されていない。手がデカい。手に合わせたBSGとバズーカがでかい。
と、言う訳で、肩のキャノン、ランドセル、頭、腰アーマー、すねパーツ以外、ほぼ不要で¥4,320か・・・バンダイスピリッツ使ったほうが良かったかも(´・ω・`) (プレバンキットって、スピリッツ使えるのか?)
やはり、Ver2.0は俺の理想とするベクトルと違う・・・ 正直言って、HGUCのジムキャノンロケットバズーカ装備仕様の方がずっとカッコいい!!
さ〜て、どう料理してやろうか・・・
続くぞ!!
2020/10/05
さて、改造の可能性を探ってみた。
まず、下半身。OYWをベースにジムキャの脛パーツを取り付けて完成・・・と、思っていたけど、OYWフレームに脛パーツを合わせてみると、脛の固定と位置決めに難儀しそう・・・
(-ω-;)ウーン・・・
で、取り合えず、ジムキャ下半身をベースに、OYWの足(皆スリッパとか呼ぶよね?)を付けてみると、足首サイズが同一だって事が分かった。
イケてるんじゃねぇ?おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)
裾と、足の隙間がちっと気になるので、3mm位脛の延長が必要かも。 それ以外は、アンクルアーマーもジムキャのパーツを使用できて、素組で気になった裾から僅かに覗くアンクルアーマーも見えなくなりそう。これは良いね。
試しに太ももも、仮留めしてみた。
あ、イケる!これイケるよ!! 取り付けのダボを削り取ってないので、やや膨らんで見えますが、キャノンらしくややマッチョで良い感じ(´∀`*)ポッ
太ももの生え際がやや目立つので、外側だけ上に延長すれば、下半身は良い感じ。
そんな訳で、下半身は、ジムキャベースでOYWから足と、太もも外装を移植で決定。
次は、上半身。 上半身は肩や腕などジムキャは貧弱過ぎるので、ほぼ全てOYWで行く予定。
問題は、腰との接続。
確認してみると、OYWは、ひょうたんパーツでポリキャップ接続。ジムキャは、4mm軸で取り付け。 ここは、OYWの取り付けパーツ下側(腰の部分)を4mm軸に変更する予定。 強度を考えて金属パーツかな・・・
左がジムキャ。右のOYWの赤矢印部をジムキャの腰に合わせる必要があり。
これが終われば、上半身は取り合えずクリア。 頭部の取り付け径も同じだったのでそのままイケます。 ただ、首の長さは様子を見て調整が必要かも。
上半身の課題は、キャノンの取り付け。
こんな感じで、約1.5mmジムキャの方が狭いので、一旦分割して幅増しが必要そう。それとバックパック。
写真の様に大分ジムキャの方が小さく、ディテールが不足気味。
まあ・・・そんなに難しい修正でもないかな・・・
と、そんな訳で、下半身はジムキャベース、上半身はOYWベースで改造を進めます。
今日はこの位で・・・
続きは週末!
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