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 9/24 だいぶ涼しくなりましたね。 湿気もかなり減って塗装には良い時期になりました。
 頭部先端部ですが、頭頂部で2mmくさび形に幅増しし、モノアイスリットを細く見えるように加工しました。
 また、メインカメラてっぺんも1mm程削り0.5mmプラ板を再び貼り付けました。
 さて、現在塗装中ですが塗装中写真を紹介します。
 以前も紹介しましたが、田宮ファインサーフェイサーライトグレーで下地を作り、MrHOBBY水性カラーワインレッドに同じくブラックを加えて陰になる部分を重点的に塗装。
 そしてシャインレッドを2倍位に薄めた物をメインに塗装しています。
 今回はフラットベースを一切混ぜず、つや有りで塗装しています。 前から水性つや有りはなかなか乾かないと感じていたのですが、今回、田宮アクリル塗料溶剤で2倍位に薄めて塗装すると以外にも渇きが早い事に気が付きました。 吹き付け直後は、べたべたと手につく感じがしますので、そっと触らなければならないのですが、塗装中パーツを落とし『ハッ』とした事が何度か有りましたが、幸いにもほこりを拾うことは有りませんでした。 それだけ乾いてたという事ではないですかね〜。
 もちろん、ゴミ箱に落としたらダメだと思いますが・・・

 写真は、やや大げさにグラデーションを付けて塗装しました。
腿の裏側なんか、影を意識して殆ど真っ黒。『やりすぎだろー』と言う位付けているのですが、リアアーマーを付けたら殆ど見えない・・・塗りなおそうと考えていたのですが、やめちゃいました。

 因みに、リアアーマーの濃い赤部分は照明効果ではなく、実際に濃い赤で塗ってあります。 自然でしょ?

 塗装の際こちらのページを参考にしました。2chのレス集らしいのですが、水性塗料の用法について様々な参考レスを読む事が出来ます。
 10/1 1週間十分に乾燥させたので組上げてみました。 パーツ写真ばかりじゃつまらないっすからね!

 どおスか?

 横から見るとかっこいいスネ。

 現在、細かい部分を加工中です。明日間に合えばUPしますね。
 10/9 今日は、ファンネルコンテナを加工しました。
 ファンネルコンテナの淵ですが、GWの様に厚くするとカッコ良い様なので、真似る事にしましたが、詳しい製法が全く書いてありません。 写真を参考に加工するのですが、この作業がとても面倒。

 まずは、幅1mm長さ3mmに切り出したプラ板を右上写真のように貼り付けます。(白い部分)理由は後で説明します。
 次に、2mm幅に0.3mmプラ板を1つのファンネル設置場所につき4枚。6個で24枚切り出します。
 
次に、ここから加工スピードが大事なのですが、やかんにお湯をチンチンに沸かしておきます。
 そして、切り出したプラ板2枚を流し込み接着剤を多めに使い2枚1組で貼り付け、生渇きのうちに左写真の様に丸い軸にセロハンテープで貼り付けます。
 で、やかんまでダッシュし、チンチンのお湯を貼り付けたプラ板に30秒ほどかけ続けます。
 ここでのコツは、お湯でプラ板に巻き癖が付き易いように流し込み接着剤を比較的多めにつけプラ板を軟らかくしておく事です。
 かけ終わったら、手で触っても熱くなくなるまで待ち、セロハンテープを剥がすと、右写真のように丸く癖が付いたパーツが出来上がります。
 ここまで出来れば後は接着するだけ。
 写真の様に丸く出来上がったパーツをファンネルコンテナの淵に合わせて具合のいい丸みを選び仮固定したら、流し込み接着剤で固定していきます。 初めに貼り付けた細切りプラ板は、丸パーツをファンネルの丸みに合わせて固定し易くするのと、隣りあった丸パーツ同士がお互いの張力で弾けてしまうのを防ぎます。
 『何故、0.3mmプラ板なのか?0.5mmの方が早いじゃないか。』それは、0.3mmプラ板のほうが接着剤が浸透しやすく癖を付け易いのです。0.5mmは割れてしまったり綺麗に丸く癖が付かないんですよ。 
 完全に接着剤が乾燥したら不要部分をニッパーで切断して出来上がり。 丸パーツ用プラ板は、少し無駄になりますが270度分は切り出してください。 切り出したプラ板の両端は曲がり癖が付きにくく使えない場合が多いです。
 ファンネルは単純に色の塗り分けです。
円周上の姿勢制御バーニアは0.9mmドリルで穴あけ後、2.2mmドリルの先端部を利用しておわん状に削りました。
 メインバーニアも2.2mmドリルで穴あけ。ファンネルコンテナへの固定も兼ねるので、元より大きな穴をあけしないように、中心からぶれないように注意しましょう。
 ファンネルビーム砲先端部も0.9mmドリルで穴あけしました。
 目標今月完成! まだまだイキます。
 ボディに合わせて盾もGWを参考にボリュームアップする事にしました。 写真は、裏表画像を合成しています。
 まず、盾頂点部とくびれの先端部を結ぶ線に1mmプラ板2枚を貼り付け厚さ増し。 盾とプラ板の隙間はエポキシパテで埋めています。 そして、不要部はニッパーとヤスリで取り除き、 C面を3mm幅で付け直しました。
 バックパックのメインバーニアはグレーとイエローの2パーツ構成になっています。 せっかくなのでイエローパーツの淵を薄く削り、2重構造を表現してみました。
 股下、フロントアーマー、サイドアーマー、テールアーマーのアポジモーターは、手芸店で入手したカシメ玉をはめ込んでみました。 それなりにリアルでしょ?
10/22 ファンネルコンテナのディテールアップと、盾のボリュームアップに着手しました。
 GWでもやっていたようにコンテナ内側に自動車のボンネット裏側の様に骨を貼り付けました。
 寸法は左写真。注意しなければいけないのは、コンテナ1個につき4枚のパネルを切り出さなければいけないのですが、4枚ともパネルサイズが違うこと。申し訳ありませんが4枚のサイズを載せるのはギブアップです。 希望が多ければ載せますが・・・
 と言う訳で、0.3mmプラ板から切り出したパネルをカッターナイフで肉抜きしコンテナ内側に貼り付けます。

 こんな感じです。 コンテナ内側は、汚れたイメージを考えて塗装ムラが出るようにノンマスキングで適当に吹き付けました。
 テールアーマーと肩のアポジモーターも先週紹介したカシメ玉でディテールアップ。
 表面はWAVEのUバーニア5mm。内側は、WAVEのZバーニアBを使用しました。
 こちらは盾です。
盾は、サザビーの設計図に載っていた詳細設定を参考にディテールアップ。 左は、0.5mmプラ板に溝を入れご覧の寸法で切り出し、盾のグレー部内側に3mmプラ棒でガイドを作り接着剤で仮固定したら瞬間接着剤を隙間に流し込み小麦粉を降りかけ強引に固定。
 何かの排出口はブルーディスティニーやゼータの時紹介した作成法で0.5mmプラ板と1mmプラ板から作成。
 そして、何より苦労したのは盾のパーツを合わせた時の溝入れプラ板とのフィッティング。
 実は2度やり直してます。(^^ゞ
 コツは、若干寸法より大きく切り出し、絶えずフィティングを確認しながら削っていくこと・・・残念ながらこれしかないのです。
11/3 今回がサザビー最終更新です。
 盾の裏側は、GWを参考にディテールアップしました。 MG初期頃の為かこのあたりのディテールが今一つ。最近のMGは完成度が高く手を入れる個所に困りますが、大型モデルであるこいつは、各所に納得いくまで手を入れる事が出来ます。
 ディテールは0.3mmプラ板をメインに使い3段階くらいのメリハリをつけると良いと思います。私は2段階で妥協しています。(^^ゞ

 肩の内側もやりたかったのですが、心が折れました・・・(-_-;)
と言うことで、長かった開発も終に終了・・・させてください。<m(__)m>
 如何でしょう? 途中、何度も挫折しましたが終に仕上げました。 ポイントは赤塗装ですね。上半身は暗いレッド全塗装からシャインレッドを被せていったのですが、私の中ではこの手法は失敗。 下半身の様に陰になる部分のみに濃いレッドを吹き付けシャインレッドを吹いたほうが見た目が綺麗です。 濃いレッドをパネル継ぎ目も吹いていたので墨入れは殆ど行いませんでした。
 10月が終わってしまった・・・過去の更新履歴を見ると、去年の10月から作り始めていたのですね・・・思えば年末年始、3、4月はまさに泥沼だった・・・今後もよろしくお願いします。
 次回作は、誰も手を付けないだろうあれにしようかなと・・・

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