6/20 腕の加工にはいります。キットパーツを仮組みしてその細さに愕然としてしまいました。とにかく細い。
メガバズーカランチャーの衝撃に絶対耐えられませんね。多分HGUCゼータより細いと思います。
徹底的に手を加えなければなりませんね。
** 腕 ** |
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6/6にチョット紹介しましたが、腕パーツの合せ目に2mmプラ板をサンドイッチしました。
更に左写真の位置で縦に2分割し、2mmプラ板をサンドイッチします。
手順は、後の加工がし易いように凹凸の無い平らな部分を選んでホビーソーで2分割します。その後、 切断によって荒れてしまった切断面をヤスリを使って均一に慣らし、細く切った1mmプラ板2枚を接着剤をたっぷりつけてサンドイッチ。そして、十分乾燥させたところで、はみ出したプラ板をニッパーや彫刻刀で取り除きます。更に残ったプラ板をベースとなるパーツをほんの少し削る感じで削り、淡水ペーパーで表面を綺麗に磨くと、パテを使わずに全く隙間の無いパーツに加工することができます。
パーツを分割時にチョット勇気が要りますが、加工自体はそれほど難しい加工ではありません。
この加工で、腕の先端から肩の先まで全てのパーツで2mm厚くしなければならなくなりました。
手首の取り付け部も例外ではなく、ポリキャップがガバガバになってしまいましたので、
1mmプラ板にポリキャップ取り付け用の穴をキリで空け、不要部分を削り取りました。
手首を取り付けると見えなくなる部分ですので表面処理は彫刻刀で削っただけです。
更に加工はひじ間接に及びます。
肘関節は、変形の為か、ポリキャップにより通常の動きの他に回転方向にも動きます。肩で回転できるので
必要ないかなと思いましたが、とりあえず生かす方向で加工を進めます。
しかし、関節全周を1mmプラ板で覆ってしまうとポリキャップの(a)
がプラ板で埋まってしまい接続不能になってしまいます。悩んでいると(a)
部分の直径が3mmプラ棒と同じ太さだと気がつきました。そこで、ポリキャップを90度ひねって、
腕との接続部を新造することにしました。
チョット面倒です。組上げ後の接着強度を保つ為プラスチック接着剤を多用する私ですが、 この小さなパーツでは強度はあまり期待できません。更にプラ板から切り出しつつ、固まるのを待って加工していては日が暮れてしまうため、瞬間接着剤を使います。
まず、1mmプラ板に(a)と同じ大きさの穴を空け、ポリキャップを挟み込みます。その後はみ出しているプラ板をニッパーで大まかに切断し、切断面をヤスリでポリキャップと面一に整えます。次にポリキャップより大きめに切り出したプラ板にキリで穴を空け3mmプラ棒を通します。(写真中)最後にポリキャップの(a)と同じ位置になるように
(b)を瞬間接着剤で貼り付け不要部分を切断しヤスリで表面を整えます。
続けて肘関節その2です。
** 肘関節 ** |
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手順はほとんど同じです。こちらのほうが簡単です。適当に切ったプラ板にポリキャップと同じ大きさの穴を空け
位置決めの為プラ棒を通します。この状態でベストな大きさまで切ったり削ったりします。左右2枚を同サイズに削ったら
細切りプラ板を瞬間接着剤で貼り付けニッパー、ヤスリで形を整えます。
** 二の腕 ** |
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二の腕は、肘関節を2mm太くした為、肩との接続部以外全く使えません。諦めて作り直します。
全て1mmプラ板の箱組みによる形成です
まずは目的の大きさより少し大きめに切り出したプラ板にヒンジ用の穴を空け、この穴を中心に左写真の
寸法で組上げます。この時切り出すプラ板は長方形でかまいません。最終形状に合わせるのは箱組みが終わった後で
かまいません。強度を保つ為内側にはプラ板の切れ端をコーナーに貼り付けます。(丸印)因みに関節部は全て
3mmプラ棒がジャストフィト。助かりました。(^。^)
比較写真です。かなりマッチョになりましたね。肩が貧弱に見えます。もちろん肩は今後加工します。
6/30
シェイプアップされているウエスト・・・女の子なら「ナイスバディ」と言ったところですが、このゼータに関しては私の好みではありません。
一度1mmプラ板を貼り付けて様子を見たのですが、どうしても満足いかなかった為、更に1mmプラ板を2枚・・・
サイドを片側3mmずつ、計6mm太くしました。作業は中央の段差から上下に1mmプラ板を3枚ずつ貼り付け、
滑らかな面取りのされている段差をポリパテを盛り付け鋭く整形しなおしました。
とりあえず、仮組みしてバランスを確認してみます。
良いんじゃないですか〜(^O^)
あとは肩ですね〜・・・うーん・・・だるい(-_-;)
では又来週(^^)/~~~
7/4 胸のエアダクトが幅増しした胸部パーツと大きさが合わなくなったため作り直しました。
また、少し小さく感じた肩の菱形パーツも大きくしました。エアダクトの製法は、テクニックページで
紹介した手法と同じですが、少々ピンぼけ気味でしたので、再度紹介します。こちらはダクト内側が直線の為、
加工はいくらか楽のようですが、パーツがナナメな為、常に取り付け位置と確認しながら面取りしないと失敗します。
** 胸ダクト ** |
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@ まずは、1mmプラ板から胸部ダクトより2mmくらい大きくプラ板を切り出します。
右側の小さいプラ板は、ダクトの側面になる部分です。こちらは、10mm幅くらい4枚切り出し、2枚を重ねて接着します。
A ダクト底辺になる1mmプラ板に@で重ねて接着したダクトの側面部分を接着します。青線部分は、
ダクトの内側になりますので、
接着する前に表面を綺麗に仕上げておきます。忘れると後に大変苦労することになります。
貼り付け間隔は、胸パーツと取り付け位置を比べながら貼り付けます。 約10mmです。その後、
ダクトの上底になるプラ板を貼り付け、胸部パーツの隙間と比べながら赤線の様にヤスリで表面を削り、
大きさを合わせます。
B ご覧の様な寸法になりました。最終的に青線部をナナメに削り開口部やコーナーを面取りしたら完成です。
写真は、上がノーマルパーツをベースに2mm幅増したものですが納得いかずゴミとなりました。
下写真は、面取り直前の仮止め状態のものです。ダクトをなるべく中央に寄せコクピットとのフィット感を狙いました。
** 肩パーツ ** |
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肩の菱形パーツです。若干小さくてボッテリとしたノーマルパーツに、1mmプラ板を(a)部分に
貼り付け理想とする菱形に近付けました。
菱形上端部はノーマルと同サイズより少し大きくなってしまいました。
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