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 ランドセルと上半身を塗りました。色は、H5ブルーをベースにインディーブルー、フラットベースを大体2:1:1位でしょうか?RX79Gベース色に合わせました。因みにフラットベースは、タミヤアクリルを使用しています。
 話がそれてしまいますが、皆さんカラーは何を使用しています?ラッカー系でしょうか?元々ミリタリーモデルからプラモデルを作り始めた私は、タミヤエナメルカラーから使い始めました。当時は戦車の車輪や大砲の一部を塗るだけだったのですが、ガンダムが流行りだしてからは塗装範囲も増え、塗料を多く使う為¥100で量が多く、原色系の強いラッカーに移り、間接部分などグレー系はエナメル系を使用していました。ですが、塗装順に気を使う必要があり、また、しばらく使わないと蓋が固着してしまうエナメル(当時は金属の蓋でした)に苦渋を飲まされることが多く、下塗りを選ばないアクリルを選ぶことになったわけです。当時アクリルカラーはタミヤ¥200(今は¥120)、グンゼ¥100と当然グンゼを選びますよね。グレー、土系はタミヤが強く、ブルー、レッド系はグンゼが強いようです。共に混色可能ですから、結構便利ですよ。「設計図の指示どおり色を混ぜなくても良いんだ!」という事に気づくと、カラーの選択範囲が広がります。逆にどれにしようか店で悩みますね。(^^ゞ 
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 白色塗装を部分的に行いました。本日強風のため室内作業を行いました。気が付くと塗料の微粒子が霧のように漂っておりました・・・家の妻は、吸い込まないように鼻にティッシュを詰めておりました。ごめんね〜出かけるってっ言ってたから・・・ 因みに前回ブルーを塗装時も室内で行ったのですが、微粒子を吸い込んでいたようで、「鼻かんだら青くなった!どーしよ病気かな!?」と洗面所からすっ飛んできました。エアツールで塗装時はマスクしましょう。ところで塗装は室内などの閉鎖空間で行うことをお勧めします。屋外は、風が無くてもビックリするような大きなごみが付くものです。

 塗料はタミヤアクリルフラットホワイトをベースにホワイト、フラットベースを使用しました。混合比は2:1:1くらい。塗料は写真左の別売り空ビンに入れよく振って混ぜ合わせます。このビンは、側面にメモリが付いている為、ちょっと便利です。空き瓶は捨てずに取って置くと買わずに済みますよ。
 なぜ、ホワイトにフラットベースを混ぜないのか?フラットホワイトにクリアを混ぜないのか? それは・・・前からこのやり方でブレンドしており、使用した感じに不満は無いと言うだけで、特に意味はありません。ひょっとすると前述のブレンド法の方が良いかもしれません。


 塗装は左のようにマスキングテープで枝を取り除いたランナーにテーピングし行いました。マスキングテープは、ニットー製を使用しています。安かったので。幅の狭いほうは接着粘度が少し強めでパーツに粘りが残る事があります。広い方はそんな事は無いので、店の日あたる場所に展示されていた為かも知れません。
 表面処理に、タミヤファインサーフェイサーホワイトを使用したため、塗装していてどこに吹き付けているかさっぱり分かりません。それに、胸等と組み合わせてみるとちょっと白過ぎるようです。ほんの少し青黒く仕上げたほうが自然で塗装もスムーズだと思います。アクリル塗料の場合、「原液〜0.5倍に薄める」がタミヤのお勧めですが、もう少し薄くしたほうが吹き付けたとき梨地にならず表面に綺麗に広がるようです。

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 白塗装を行いました。先週行ったホワイトは、白過ぎた為、タミヤ・フラットブラックと、グンゼ・ブルーを少量混ぜました。量はホワイトの濃度によりますが、塗料ビンに筆を付けて吸った分だけ混ぜています。若干青黒い良いホワイトになったと思います。乾くまでは、いらない箱に穴を空け、ご覧のように不要ランナーにテーピングしたパーツを立てておきます。なんせ貧乏ですから極力身の回りのもので代用しています。アクリルは、ラッカー、エナメルに比べかなり渇きが遅いため十分すぎるほど乾かしましょう。ここまで塗装が終了すると、ついつい組上げたくなり、生渇きのうちに触ってしまい指紋を付けてしまいます。そう言う事知っているのにせっかちな私は今回もやってしまいました。(^^ゞ 腕、塗り直しです。(-_-;)
 さて、皆様にアクリルのメリットばかり紹介して来ましたが、デメリットとしては、先にお話した「渇きが遅い」と、「プラスチックへの食いつきがイマイチ良くない」が挙げられます。特にタミヤファインサーフェイサーは、ラッカー質でして、かなり食いつきが悪く爪で強く擦ると剥がれてしまう事があります。アクリル塗装に適したサーフェイサーが発売されると良いのですが、私が思うに、アクリル塗料は「有害物質を含まず、ラッカー等と同等のカラー色」を売りに「我々は環境にやさしい塗料を発売していますよー」と世間一般にアピールする目的が強い商品で、力が入っていないように感じます。LPレコードがCDに、スクウェア型テレビがワイドテレビに(これは電気会社のデジタル放送への既成事実作りが感じられますが・・・)置き換わったように、エナメル、ラッカーがアクリルに置き換わらない事からもそれが伺えます。良い商品なら今までの商品と置き換わる筈ですからね。

 くだらない話が長くなってすみません。ブレンドした塗料を見てください。少し青く写っていますが、いい感じでしょ?
 完成まであと少し。現在頭を小改良しています。
 クリックすると大きく見れます。


3/13  ほぼ仕上がったので、周辺パーツに取り掛かりました。

 まずは、盾ですが、79Gの盾は絶妙なパーツ分割で下写真のように盾の爪部分がうまく隠れるように分割されています。 しかし、ペイントする上で非常に難しい。その為、塗装順は連邦ホワイト(勝手に命名しました。(^O^))、写真下ブルー部、写真上ブルー部の斜め分割部から左部分を塗装後、斜め分割部から前方の合わせ面をパテにて表面処理し、斜め分割部から前方を塗装。という手順を取る事にしました。
 後ハメなる手法もあるようですが、折角塗った連邦ホワイトが後ハメ時剥がれる可能性が高かった為やめました。


 そして、盾のガード部分?左写真下に取り付けるU字型のバー取り付け部の合わせ面処理と、グレー部の腕への取り付けパーツの塗装がヒジョーにメンドクサイ。そこで、右のようにアームへの取り付け部分と、盾の裏打ち部分を切り離し表面処理後に最接着する事にしました。


 腕のウエポンラックは左腕盾取り付け構造上左右とも省略されていますので設定どおり再現しました。 小さなパーツでプラ板箱組みでは強度的に厳しい為、1mmプラ板積層から彫刻刀を使用し削り出しています。
 頭部は両脇のバルカンをコメカミに密着させました。リアカメラは、トサカを上方にに延長した為、縦長でかっこ悪いため、 カメラ下の凹みをポリパテで埋め作り直しました。

 3/25  更新が遅れてすみません。 一応社会人なもので、何かと年度末は忙しくて・・・
 さて、盾の続きです。

 盾の裏に付いている溝を消したくないので、溝上にマスキングテープを貼りその上からパテを盛ります。セロハンテープで行ったほうがうまくいきます。
 ある程度乾いたらテープをはがし、表面処理後に塗装しなおします。

 墨入れはタミヤフラットブラックを使い、連邦ホワイト部分には、溝が周りから浮いて見えないようにできるだけ薄めます。ブルー部分は、ほぼ原液で行いました。


 如何でしょうか?約半年に及ぶ開発記録も、今回で完成となります。オリジナルの盾も作りたかったのですが、なんせ資料が無いもので・・・ランドセルは半分くらい想像してます。ランドセルサイドに取り付けられている4個のバーニアと脚部バーニヤは設定では球状でぐるぐる回る形状をしているようですが、方々探したのですが丁度いい大きさのパーツが見つからず寿屋のパーツを利用しました。見た目を重視する余り足首の稼動範囲が少なくなってしまったのは残念です。
 また、下側写真は、ポケットを設定通りブルーに塗ってみましたが、胸に比べてブルーが濃過ぎて浮いた感じになってしまいました。
 100mmマシンガンのマガジンは腰部分と同じく3分割後2mmずつ計4mm増幅しています。
良ければこちらに感想をお寄せください。
 ではでは、次回の開発でお会いしましょう。



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