RX−178
GUNDAM MK−Uを作ります。
2020.08.07
こんな箱絵あったっけ?と、思った貴方!ツウですね( `ー´)ノ そうです。こちらはHDリマスター版です。
( ゚Д゚)ハァ?? なんですかそれって?
コホン!
説明しよう! HDリマスター版とは、ゼータガンダムブルーレイディスク化にあたり、富野由悠季総監督監修によるHDテレシネを実施、DVDを凌駕する高解像度で、制作当時のセル画の発色に近い色味を再現したブルーレイ。 その色味を『HDカラー』としてグロス成型で表現し、ブルーレイBOXのイラストに施されたオリジナルマーキングと同デザインのデカールを、ガンダムプラモデル史上初『ガンダムHDデカール(箔押しデカール)』で表現したモデルなのだ!
早い話が、若干の色変え&特別コーテイング限定版と言う事で、中身は、『ガンダムMK−UVer2.0』です。 因みに、ティターンズ版もあります。
こんな感じで、表面がテカテカしています。これを生かして組みたいんですが、写真のようにアンダーゲート処理されている訳ではないので、切り出すと、ゲート跡が残ります・・・
これじゃ―なぁー と言う訳で、サンドペーパーでゲート処理するとなんかいつもより粉が出る・・・
う〜ん・・・ なんか塗られてますねー
思い切って溶剤を綿棒に付けてこすってみると、薄く接着剤を塗ったように表面が波打ってきた・・・
うん、何か塗られてる。
さーて、これ普通に塗装できるんだろうか・・・
楯にサフを吹いてみた。
で、超強気に爪を立ててみると、楯中央の様に引っかき傷は残るけど剥がれない。 更に、剥がすつもりで楯に爪を立てると流石に乗りの悪い部分は剥がれるけど結構食いつきが良い。(左側面)
そんな訳で、塗料の乗りが良さそうなので、HDカラーを生かして組むことを止めて全塗装で行きます。 箔押しマーキングはどうするかなぁ〜
いろいろ確認しながら、大体、6時間位で組めました。
うん、カッコいい。久しぶりにほぼ手を入れずに完成しそう。(≧▽≦)
この頃のアナハイムエレクトロニクスは、ムーバブルフレームに凝りだしたと同時に、今までの、丸に一本線形状関節(こんなやつね”Θ”)から脱却しようとデザインしていたようですね。Z、百式迄は上手く行っていたようですが・・・ZZが復活の兆し・・・
ところで知ってた?MG第1号のRX−78ガンダムは、関節が”〇”だっだんだぜ! ”Θ”になったのは、カトキ氏がRX−78VerKaをデザインした時から流行りだしたらしい。
・・・実は私も友人から聞いた話ですが・・・(∀`*ゞ)テヘッ
話を戻しましょう。
この後バラしてゲート処理する予定なので、組付けが甘い箇所が多々ありますが、部分的にクリアランスが気になる箇所があります。
2020.08.09
さて、気になるポイントその1は、腕の外装の隙間(青矢印部)と、段差(白抜き青矢印)。パーツの取り付け角度で隙間を均一に調整する事が可能ですが、個人的に気になります。また、外装3つを組み合わせた時、わずかに段差が生じる事も気になります。
隙間の加工は、下写真の白抜き赤矢印部を1mmほど切断し、先端を先細りに加工。段差は、パーツを組み合わせた状態で、白抜き青矢印部を面一に削ります。
それと、内側関節パーツ(赤矢印)、私のキットだけかもしれませんが、肘部分の先端が密着しないので、このパーツを接着しました。 内側のパーティングラインは処理が面倒なので、0.3mm細切りプラ板を貼り付けてごまかしてます。
てか、こんな調整やったところで、パチ組とほとんど変わらなくねーか!? 見る人が見るとこ見なきゃ気付かないよね?
写真撮っても現れない所だし・・・( ´Д`)=3 フゥ
ところどころ、鉛筆でディテールイメージを刻んでます。
それと、写真の又関節。
しゃがみポーズを取るためこのパーツ、又関節を前後にスライドする事が出来ますが、おかしな形状してるし強度的にもなんだかなぁ〜です。
動きをよーく考えてみると、赤印部分を分割する事で、左右の足を独立して前後移動させることが可能になっているんですね。
上級者に向けた『気付き?』機能でしょうか? だからって、どれほど効果があるかわかりませんが・・・
そう言えば、手の指も、中指から小指迄、分割すれば独立稼働可能です。 が、こちらは武器のフォールド感が損なわれるのでお勧めしません。武器を手に接着してしまうなら、リアリティーアップに一役買いそうです。
2020.08.23
現在ディテールアップ中・・・ 暑くてねぇー。工作部屋はエアコンが無いんです。
さて、私のキットは、下写真左の赤矢印部の合いが悪いく、段差が生じるので0.2mmプラ板を貼って調整しました。 また、何度も着脱していると、右写真の赤矢印部にあるピンが折れてしまうので、0.5mm真鍮線を通しておくと良いでしょう。
肩はこんな感じです。
こちらは、足のムーバブルフレーム。 足を大胆に可動させると、赤線部のパーツの合わせ目が気になります。ここはパテかむにゅ接着で対応。(ABS接着剤でね)
今日はこの位で・・・
2020.09.20
一か月ぶりの更新です。9月に入り一気に涼しくなったので、制作活動も一気に進めます。
現在こんな感じです。 カラーレシピを紹介しましょう。
◎フレーム ベース:ジャーマングレー 基本:ミデアムブルー+ブラック+ホワイト+レッドを1:1:1:1 アクセント:基本カラーを1:1:2:2 位かな。
◎レッド マルーン+ブルー+ブラック 1:1:2 基本:レッド+マルーン1:1 アクセント1:レッド+ピンク1:2
◎イエロー ベース:イエロー100% アクセント:希釈したオレンジ100%
◎胸 ベース:ジャーマングレー アクセント1:希釈したブルーFS15044 100% アクセント2ブルーFS15044+ホワイト
◎ホワイト ベース:ジャーマングレー 基本:ホワイト+タン アクセント:ホワイト+タン微量
と、大体こんな感じです。
そして、フル塗装時の進め方を紹介。 これが正解と言う訳ではないので、参考にしてください。
まず、パーティングラインや合わせ目のパテ処理等、各種加工済みパーツに缶入りサフを吹き付け。 プラモショップで安く変える奴を使ってます。番手はどうでも良く、個人的なお気に入りは、タミヤのスーパーサーフェイサー(グレイ)と、Mr.サーフェイサー1000(グレータイプ)。
何種類か試したんだけど、タミヤファインサーフェイサー(ホワイト)は、割と溶剤分が多めでタレ易く、厚くなりやすい。Mr.サーフェイサー1200(グレータイプ)と粘度がよく似てます。 Mr.サーフェイサー500(グレータイプ)は結構粗目で梨地な感じ。このまま塗装は辛い。多分、ミリタリーモデルに良いかもね。
話を元に戻します。完璧な表面処理ができていても、パテとプラでは塗料の吸収率が異なり、そのまま塗装しても同じ質感にならない。なのでサフを使う。
サフが乾いたら、表面がザラ付いているので、表面処理と塗料の食いつきアップ目的で、表面をサンドペーパーで慣らし、サフ粉を取り除く目的で水洗い。多分、Mr.フィニッシング サーフェイサー1500とか、目の細かいサフを使えばそのまま塗装していけると思いますが、ベタァーと厚く塗れてしまうのが嫌いで(モールドが甘くなるので)、割と目の粗いサフ(1000番位が好み)をプシュプシュって感じで雑に吹いてます。
(結局インプレに戻ってるし・・・(^^;)
カラーサフをエアブラシで吹付ける人もいると思いますが、エアブラシでサフを吹くってのが馴染めなくて、缶サフを愛用。多分、私は少数派です。
で、その後塗装と・・・
武器と、ランドセルの塗装がまだなので、後日カラーレシピを更新します。
2020.09.27
完成しました。ガンダムマークU!v( ̄Д ̄)v イエイ
いやぁ〜・・・ストレートで組めば1か月位で完成させられるジャン、俺! 俺すげぇ〜!(∀`*ゞ)テヘッ
さて、前回の更新で武器のカラーレシピを紹介すると約束していたので公開します。
◎武器
・・・
さーせん!! ぶっちゃけどう混ぜたか覚えていません!m(__)m
振り返って見ると・・・ ジャーマングレーをベースに、ミデアムブルー、ブラック、ホワイトをブレンドしていったのですが・・・ もともと、関節色を作ろうとしていて気が付くとグリーンぽい暗い色になってしまい、
『これって、ミッドナイトブルーじゃねーか!? 何でブルー混ぜてグリーン系になるんだよ!イエロー系色が入っているんだろうか・・・ どちらにしても使えねーな!』
って、放置していたカラー。 が、『あれっ!? この失敗カラー武器に使えるんじゃね?』って感じで奇跡の再利用。
なので、覚えていないんですさーせん。m(__)m
さて、話が変わって、苦労した点。 楯のブルー部分。 下記の部分ですが、ストレートに組んでる時は、これと言って気にならなかったんです。
ところが、塗装後取り付けようとしたところ、写真真ん中の『F4、F5が・・・』ってところが、クリアランスが渋くてスライドできない! 慌てた。 マジで! このままではブルーのパーツが浮いてしまう。
最終的に楯の裏からF4、F5を精密マイナスドライバーでこじって取り付けました。
それと、HDリマスター版、ウリ の箔押しスライドマーク、細かいディテールが苦手っぽくて、”R”や、小さい文字の抜きが甘い。 そもそも積み過ぎて(古くて)、白濁化していると言う・・・
別売りスライドマークを使えばよかった・・・
ダブルゼータ用スライドシールも少量使ってます。

と、言う訳で、完成写真を載せておきます。写真クリックで拡大できます。


以上の様に、ほぼ、ストレートですが、いくらか手を入れてます。アンクルアーマー取り付け部、写真のゴールドメタルパーツ取り付け部ですが、切り出し跡が残らないようにランナーが工夫されていますが、取り付け部が凹むように、1mm程度余計に切り出すと、ややリアル。そのままでもいいし、写真の様にメタルパーツを取り付けてもいい。 ゴールドは、やや、いやらしいと思いました。
また、各部に筋彫りと、プラ板によるパッチングをしています。 パッチング・・・ なんか、響きが良いよね? この言葉流行らせませんか?(*^_^*)
それと、頬の部分。 小顔化を狙って、頬のカバーを1mm切断しました。 キットを持っていたら比較してみて。
バーニアは、フルアーマーダブルゼータの時やった塗装と、中心にメタルパーツの取り付け。 その程度です。 バエェ〜(^○^)
バエ塗りを紹介しましょう。
まずは、下地のシルバーが映えるようにブラックを塗り、シルバーを重ねる。
で、極薄ーく希釈したクリアレッドを、殆ど線を引くぐらいエアブラシのノズルを絞り、内側は下地がやや透ける様に、外側は真ん中よりやや付け根付近に、ノズルを回しながら線を引くように塗る。
そして、焼けの弱い部分(黄色部分)。 今回、クリアブラウンを使いました。
クリアブラウンにクリアイエローを加え、やや明るめに調色し、これまた希釈しノズル絞り気味でレッドにやや被せながら、レッドから根本方向にノズルを向けて塗装。
ブルーもクリアブルーを希釈し、ノズル絞り気味でレッドから出口方向に向けて吹き付け。 ブルーが濃くなり過ぎないように注意です。
ムーバブルフレーム・・・ フレームと、外装を完全に分ける構造、塗装するモデラ―向きの構造ですが、この構造を生かしたガンプラって、マークUと、百式位で、その後、可変MSになっちゃったんで、プラモ作りから見て、ムーバブルの恩恵があんまり感じないんですよね。
また、フレームはアトハメすると強度が弱くなりそうなので、組みながら塗る・・・ しかないのか?
ガンダムマークUは、この位で。
さーて、次は何を作るか・・・
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