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ジムコマンド 宇宙仕様 の制作を始めました。

 
2021/08/27

 ジムコマンドは、昔よく遊んでいた『戦場の絆』でよく乗っていた機体。
 頻繁にアップデートが行われるので、使える機体と使えない機体をよく行き来するんですが、6連射ブルパップマシンガンのダメージが底上げされた時、6連車+タックルがとても有効でよく乗りました。
 その後、ブルパップが弱体化され、どーでもいい機体の1機になってしまったけど。

 あのゲームは、近距離カテゴリー機に未来は無かったですね・・・

 さて、このジムコマンド宇宙仕様は、箱絵を見ればわかるように、プレミアムバンダイ限定版。
 通常版のコロニー戦仕様と何が違うかって言うと、まず成形色。そして、ランドセルが異なり、ビームガンが付属しているくらい。
P8150001.jpg P8150002.jpg

 さっそくパチ組。

 キットは、ジムスナイパーUがベース。
 組んでで思ったのは、ボリューム的に『ジムスナUよりこっちを先に作ればよかったなぁ〜』と言う事。ほぼ、同じ内容なのでジムスナUの練習台にいい感じです。
 それと、プレ版にして宇宙仕様を販売するより、宇宙戦、コロニー戦のコンパチブルなランナー構成にし、成形色違いで販売したほうが量販店で安く買えるのでうれしいかな。
 その方が、ジムスナUが安く販売できたんじゃないかと・・・


 ま、プレバン部門と一般販売部門の棲み分け関係で、このラインナップなんでしょうね。 そこまで考えているか分かりませんが。


 で、感想になりますが・・・


『つまらん・・・』


 ジムスナU作った後だと特にそう感じる。
 見た目は悪くないんですよ。むしろカッコい!!


 気になるポイントはジムスナUと同じで、ウエストが細い。上半身が小さい。コックピット開けてもパイロットが見えない。それと、つま先。
 ほぼ同じ加工が必要ですわぁ〜

 てか、この後にジム寒冷地仕様が控えているんだよね〜(-_-;)


2021/09/25
 さて、ジムコマのベースはジムスナU。
 ジムスナUでは、ジムスナUベース1機目という事で、若干手探りな点があり、

『この手で行けるかなぁ〜?』

『あ、行けた! いけね、写真撮ってねーや(∀`*ゞ)テヘッ』

 なんて事があり、中間写真がないことが多かったけど、今回は2回目。とっとと幅増ししてマッチョに改造します。


 はじめは足。
 キットの形状が好きじゃないので、中央からつま先に向かって反り返るような形状に変更します。
 まず、プラ板が密着するように接着面を粗目のペーパーで慣らしたら、C面を消すため1mmプラ板を接着・・・
 ただ、時短を狙って1mmプラ板を貼ったけどやり過ぎ。0.5mmで十分だった・・・

 そして、ヤスリでC面を消した後、1mmプラ板を貼り付けてクサビ形に削る訳ですが、薄くする部分をあらかじめ削っておく。(右上写真)
 こうするとクサビ形に削る時、削りたくない部分を削ってしまうことが減るんです。勿論、削りたくない部分には、マスキングするんだけどね。


 次は、つま先。 
 2ミリ先端を伸ばし、なだらかなラインに変更。
 つま先に貼ったプラ板を整える際に気にする部分はないので、1mmプラ板2枚をフツーに積層し、金ヤスリで大胆にガリガリ削ります。

 側面とつま先の裏は、はみ出てるプラ板をニッパーでわずかに大きめに切り飛ばし、粗目のサンドペーパーで成形。


 次は、腹の下パーツ。腰と腹の接続部。
 こちらは、コックピットの凹みを避けてブルーのラインで切断。その後1mmプラ板2枚をそれぞれ挟み、計4mm幅増し。

・・・しましたが、腹パーツを2mm幅増しすると、腹パーツって末広がりになっているんで、結局さらに0.8mmづつ追加で幅増し。裏表方向にも0.5mmづつ幅増し。

・・・そこで俺は気づいた!


『これ、切断して幅増しする意味なくね!?』




 単純に両側面に2.8mm貼り付けりゃいいじゃん! いまさらだぜー_| ̄|○


 気を取り直し、更に、腹パーツ取り付け面を2mm増厚。

 ジムスナUで紹介していなかったけど?、サイドアーマー取り付け位置微調整しています。

 キットのままサイドアーマーを取り付けるときついハの字が付いてしまうので、取付面に2mmプラ板を挟んでいます。
 このパーツには肉抜きリブが多数設定されていて接着強度が望めないので、強度確保のため1mmアルミ線を通します。
 まず、サイドアーマー取り付けピンを付けたまま1mmドリルで穴をあける。で、切り離し、1mmプラ板をやや大きめに2枚切り出し、貼った後に穴をあけ、取り付け後にフィッティング調整。
 接着は瞬間接着剤を使います。
 すると、こんな感じで自然に太ももになじみます。
 そして、腹パーツ。
 こんな小さいパーツにもC面(コックピットブロックが収まる部分)がつけてある。

うぜぇー( ´Д`)=3 フゥ

 いつもの様に、0.3mmプラ板でC面けし後2mm幅増し。中央の腹間接取り付け部も2mm幅増しします。
 このパーツが末広がりになっているので、幅増しをすると、この下に付く、さっきのパーツがやや小さくなる訳です。


 そして、コックピットブロック。

 ジムスナUでは様子を見ながら延長しましたが、既に様子見が済んでいるので、写真の位置で切断し、フィッティングを確認せずに4mm延長。


 取り付けも2mm前方に移動。

 コックピットハッチが大分奥に行ってしまうので、ハッチ可動部の表面に0.5mmプラ板を貼り深さをやや調整し、隙間が空いてしまったコックピット内側に0.5mmプラ板を貼りごまかします。
 ハッチの下部分はプラ板で作り直して、下駄をはかせて2mm前方に取り付け。


 そして・・・

 見えないし、今回はやめようと思っていたパイロット搭乗位置変更。
 胸と腹の増幅をすると、コックピットブロックの取付位置を調整する必要がある訳で・・・

 調整するとはつまり、ばらばらに切り離す事になる訳で・・・


『面倒だけどやっぱりやるか(*´Д`)』

ってことになりました。

 最初にコックピットブロックフレームをコックピット外装取り付けレール(青矢印)を残すようにしたブルーの線で切断。(左上写真)
 背面も同じく腹間接の取り付け部を避けてブルーの線で切断。(右上写真)
 そして、パイロットを塗装し、(準主役級ノーマルスーツカラーのブルーにしました)穴を開けたプラ板に貼り付け。
 シートは、ハッチと干渉しないように背もたれを薄々加工。さらに、やや前のめりに変更。(これは何となく気分で)

 切り離したコックピットフレームは、切断面をきれいに(?)表面処理して、パイロットを貼り付けたコックピット背面プレートを1.5mm下げて(つまり、1.5mm身長アップ方向の意味ね)接着剤でがっちり固定。
 この加工で、胸取付位置がキットより、前方に1mm、上方に3.5mm移動してます。

 御覧の様にハッチを開ければ、パイロットが自然に座って見えます。


・・・開けることはまずないんだよね。


 次は、ボディー背面。  ブルーの線でカットします。そして、2mm延長。更に、中央の出っ張りを避けて3分割し、2mmづつ計4mm増幅。
 そして、メインの胸部フロント。

 ここは大分面倒な加工が多い。

 まず、取り付け面に沿ってブルーの線でカット。残す方のボディー面にのこぎりの歯を這わせるように平行に切る。
 そして、切断したボディー側は1mmプラ板で蓋をするように貼り付けて、切り離したパーツ取り付けの足場にします。胸部ダクト下の凸モールドもいったん削ってしまいます。


 次に、前に張り出すように変更したいので、差し込み穴を避けるように背部パーツとの接続面に2mm増幅。
 ブルーの斜線部は黒着色部を残してカット。
 ブルー矢印部は、背面ボディーに刺さるんですが、計ってみると2.5mm。わざわざ買ったり探したりが面倒なので、キットのランナーを物色し、2.5mm穴を開けてアルミ線を通し、接着。


 切り離した胸部の下パーツは、切断面で2mm、コックピットブロック側で1mm幅増し。
 その後ボディーに取り付けたら、背部パーツと面一になる様、背部を削ったり、前面部に薄いプラ板を貼って調整したり。
 で、おおよそ見通しがついたら、削り落とした胸部ダクト下の凸モールドを0.2mmプラ板で復元。

 
P9200042.jpg P9200043.jpg
と、言う訳で、ダッシュで紹介してきました。
 ほぼ、形になったので、組み上げてみました。

 うん、カッコいい。

 最終的にノーマルキット比較で、コックピットは前方に5mm移動。上半身は前方に3mm移動。上半身は上に5.5mm移動してます。

 ポーズは、ウエストをくの字に曲げて上体を反らすようにすると映える・・・ と思う。(^○^)

 あとは、ディテールアップ→表面処理→塗装 で終了ですねー


2022/1/10

 気が付けば、3か月以上放置してしまった…
 現在、ディテールアップをしているのですが、実はほぼ終わっている。
 なぜ塗装に入らないかというと、静電気がすごくてね。

 モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)を使用しているけど、そんなんじゃ対応しきれないレベル。払ったそばから引き付ける感じ。

 なので、まったく塗装する気にならない。


 春まで、放置かなぁ〜

 膝を含め、すねパーツ。こんな感じにディテールアップ。

 そして、頭部。

 正面から見て側頭部がペターンとしていることが気になったので、0.5mmプラ板2枚で1mmかさまし。やや出っ張ったイメージに変更。

 左が、加工前。右が加工後。


PC250076.jpg
 そして、ふんどしと盾。

 ふんどしは、コックピットブロックを2mm前方に移動した事で、こちらも2mm前方に移動。
 ジムスナUではなぜか気にならなかったんだけど、今回とても気になったので。 
 多分、スナUはロングレンジビームライフルを両手で抱えたポーズをとったので気にならなかったのかも。

 盾も雰囲気でディテールアップ。

 さて、このまま完成しても寂しいなぁ〜と感じ、ジムキャノンに装備したハンドグレネイドを持たせることにしました。

 巷ではやっているセリアの型取りを試してみました。

 白と黄色、2種類の素材をこねこねして、同じくセリアで買ったケースに充填。
 パーツはほぼ埋まる感じに押し込んで、細かいディテールに密着するようヘラで馴染ませる。型ずれ防止用の凹みも付けましたが、ケース枠がしっかりしているので、不要だったかも。
 で、1時間程度で固まるはずですが、結構時間がかかりました。
 多分、購入してから大分経っていたからかな。片面おおよそ1日かかりました。
 固まらないトラブルが結構あるらしいです。 実は、自分も依然購入したものが、1週間経っても固まらず返金してもらったことがあります。

 片面の型が固まったら、メンソレータムを綿棒で塗り付けてもう半分を充填。

 複製にはポリパテを使いました。
 細かい部分に行き渡るようにヘラで押し込んだのちにたっぷりと充填。仕上がったパーツは何故かイボイボ。

 なんか気持ち悪い・・・

 手で撫でるとポロポロと取れて綺麗になりましたが・・・

 全部で3個作りましたが、イマイチ納得いく仕上がりではない。楕円になっちゃうんですよ。ハンドドリルで旋盤加工すると小さくなるし・・・
 一応、エポパテでも、レジンでも試しましたが今一つ。



 丸いパーツは型取っても上手くいかないと結論しました。
 きちんとした材料を使わないとだめだなぁ〜

 そんな訳で、プラ材で複製というか、作り直し。

 1時間でできたよ。 複製ってなんだかなぁ〜です(-_-;)

 ところで・・・ 宇宙戦でハンドグレネードって、装備的に『無いわぁ〜』でよね?
元に戻そうかな?(-ω-;)ウーン

   


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