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MGパーフェクトガンダム
PerfectGUNDAM 
昭和臭漂うこのキットを今風に改造する。

 
2022/06/12
 今回はこのキット。2003年12月発売なんですね。
 今から19年前かぁ…
 思い起こせばこのキット。あまり欲しいキットじゃなかったんですよね。
 たまたま近所にホームセンターができて、『プラモコーナー開設!目玉キット(MG)あり!店頭で発表!!』ってのが気になって行ってみるとこいつだった。

 その後、ほぼ同時期にリニューアルした量販店で半額で投げ売りしていたのがまたまたこいつ。

 手に取って眺められもせず、唯々、山積みされている事が寂しく感じてねー 結局両方の店で1個づつ買って、今在庫2個持ち。(∀`*ゞ)テヘッ

 今じゃレアキットだって!?

 マジかよ状態ですわ。

 19年も積プラしてんのに一向に減らない・・・ 
 ある朝目が覚めると小人が俺のイメージ通りに仕上げてくれていた・・・

 そんなことは当然ない。当たり前だな。

 そんな訳で、そろそろ作る事にしました。

 コミックボンボンでしたっけ?プラモ狂四郎を連載していたのは?

 読んでましたよ。バッチリ世代です。


   さて、キットをパチ組してちょっと驚いた。
 と、言うのは、MGのパチ組って、自分の場合表面処理をやりながら行うので、2、3日かかるんですよ。なので、なかなかやる気にならない。プラモ好きなんですが、自分めんどくさがりなんです。

 しかし、こいつは2、3時間で済んでしまった!

 とてもありがたい。


 しかし・・・

 イマイチかっこ良くない。でも、設定には超忠実。
 パーフェクトガンダム好きな人ならどこも直すとこ無いのだ。

 やはり、改造キットが有っての・・・このキットって、いわゆるレプリカじゃないですか? 設定画と辻褄が合わない所がないんですよね!

 設定画が、キットを基に描かれているので。

 どうでしょう・・・

 黒背景で見難いけど、肩が大きくて腕が短見える事。
 足が短く見える事。
 ヘリウムコアをガードしている外装がおむつの様。  それと、全体的にでぶっちょですね。
 武器と盾も腕から大分張り出しているのも気になります。

 リアル系ガンプラって、大抵胸のダクトって、別パーツで張り出しているじゃないですか?どう思います?

 ・・・設定通りなんですけどね。

 それと、昭和臭。

 ふくらはぎ外側に2個の剥き出しバーニアとか、大型ランドセルの中央下にメインバーニア3個とか今風じゃない。

 この辺りを今風にアレンジしたいなぁ〜と思います。

 とりあえず、カラーリングさえオリジナルに寄せとけばパーフェクトガンダムに見えるよね? そんな感じで改造しようと思います。

 まずは、簡単に済みそうな右腕から。

 もう一度書いておきますが、キットは全て設定通りです。
 否定する訳ではなく、自分なりのアレンジです。

 キットの2連想ビームガン(2連装だよね?)は、間隔が離れていて個人的に好みではない。

 なので、軽くイメージを起こしました。 それがこちらです。

 ビーム砲2門の間隔はもっと寄せて、突き出た連邦マークはパイルバンカーに。
 そして、そのベースはレッドウォーリア左手に付く小型盾の様にしたい。
 こんな感じが良いなぁ〜と。


 写真の右側は、盾を作る時のもの。
 プラ板の途中から角度を変えて作りたい時、切り離した2枚のプラ板を貼り合わせるより、裏からPカッターで切れ目を入れ、癖を付けて曲げると表面処理が不要で早く出来上がります。
 ただ、表の屈折部が曖昧になるのでヤスリで起こしてやる必要がありますが。

P6120017.jpg P6120018.jpg P6120019.jpg

 いきなりの完成。

 ビームガンと連邦マークはキットを使用。砲身は4mmプラ棒と5mmパイプ。その他は各種プラ板とジャンクパーツで作り上げました。

 『書いてたイメージと違くねぇーか?』

とか、

 『パイルバンカー使うとき、ビームガンが邪魔になるだろ?』


 とか、そんな突っ込みはやめてくれ。 『ガンプラは、どんな発想で作ってもいいんだ!!』

です。(∀`*ゞ)テヘッ

 さてと、あとは肩がなぁ〜

 イメージが固まりません・・・


 2022/07/10

 気が付いたら梅雨明け…

 さて、肩をどうしようか考えていたのですが、胸がキマらないと肩のポジションが出ないなと気づいて、胸から手を付けました。
 とりあえず、胸のダクトを内はめ型から外から取り付け型に変えようと、1.5mmプラ板から削り出してみたんですが・・・


 なんか、かっこ悪い。
 胸が厚ぼったし、胸のダクトが縦長だからじゃないだろうか・・・


 そんな訳でVerKa風に胸パーツの上にダクトを付けようと思い、胸の増加装甲を3分割。

 そして、元のノーマルパーツにセロテープでマスキングをして、エポキシボテを隙間に充填してジャストフィット&削り込みに耐えられるように裏打ちした後に、まずは、ダクトの上面を約2mm程切断し、やや縦長位になる様に形状変更。

 その後、胸上面をホビーソーとヤスリで削り込む。

 コックピットの増加装甲はどうしようかなぁ〜とジャンクパーツを物色していたところ、HGUCバエルのフクラハギがジャストサイズだったので、引っくり返して使用してます。


 こんな感じでどうでしょうか?

 コックピットブロック上部は、プラ板の箱組です。
 今は、コックピット下部の動力パイプ取り付け部を加工してます。


 雰囲気を見るために腹パーツを何度か脱着していて

『(-ω-;)ウーン・・・』な感じ。

 そこで、そう言えばRX−78系は腹を延長するとなぜかカッコよくなると思い出した。
 なので、3mm延長することにします。

 まず、赤い腹パーツの裏から取付穴を2mmドリルで貫通させます。(左写真)
。  貫通させたら『この辺かなぁ〜』という位置で内部フレームにしっかりと手で押さえ、貫通させた腹パーツの逆からドリルを差し込んで、内部フレームを優しくドリル。
 こんな感じになったら(左下写真)、穴の中に接着剤を充填して腹パーツを取り付け、そのまま2mmプラ棒を内部フレームまで貫通させて接着。

 ドリルに失敗しなければ完璧な位置合わせが出来ます。


 その後、1.5mmプラ板2枚で腹パーツを延長。

 下半身の取り付け部は、コックピット底面ギリギリで切断して3mm延長。ここは完成すると見えないので、テキトーに表面処理して済ます予定。


 次は、胸のダクト。

 はめ込み型だし縦長でカッコ悪いなぁ〜と感じたので作り直し。
 前回、削り出しで作ったんですが、ちょっと大きかったりすると調整がしにくく、形もダサく感じたので作り直し。

 まず、1mmプラ板を幅狭、幅広8枚づつ切り出して張り合わせ、胸パーツの取り付けガイドとダクト表面とします。

 そして、フィッティングをヤスリで調整しつつ胸パーツにとり付け、4枚を貼り合わせる。

 接着剤が乾燥したらヤスリと耐水ペーパーで削り上げて終了。

 あとは内側のフィンですね。


 2022/08/14

 気が付いたら一か月放置。

 胸のフィンからでしたよね。

 ・・・さーせん、写真撮ってなかったんで文書だけです。
 フィンは、0.5mmプラ板と、軸になる部分は1mmプラ板から作りました。

 そして、ふんどし前面のダクト。
 こちらも胸のダクトとデザインを合わせるため外部から取り付け型に変更。
 フィンが多くて大変ですが、胸ダクトで経験を積んだのでサクッとね。

 ・・・実はフィンがちょっと長くて1回作り直してるけど。  



 そしてフロントアーマー

 ノーマルは、おむつみたいでカッコ悪い。
 なので、いったん斜めにカットして再接着。
 ヘリウムコアをカバーするように1mmプラ板で増加装甲を作成。
 


 次はサイドアーマー

 まず、丸いタンクのベースとなっているサイドアーマー自体薄っぺらく弱々しいので、1mmプラ板で増厚。
 そして、丸いタンク自体ちょっと長いように感じたので、2mm位短縮。
 そして、ディテールアップ


 で、こんな感じです。

 なんかカッコよくなってきた!

 ちょっとテンション上がってきたぜぇー!!
 次は、ついに肩の小型化だ!!


 2022/09/11

 月一更新が板に付いてきた感じです。(∀`*ゞ)テヘッ
 てか、肩の小型化について悩み、バラしては裏の構造物を確認し、(-ω-;)ウーンと悩んで挫折・・・ それを2週間程繰り返し、ようやく

『ここを切ってこうしよう!』

って方向性が定まったので加工に入りました。

 気が付いたらこんなに時間がかかってたんですよね〜

 切断箇所は左写真の左側。右は加工前です。

 あまりにも形状を変えてしまうとPGじゃなくなるし、だからってそのままだとなんだかカッコ悪い・・・ 設定通りなんですけどね。
 この辺のサジ加減が難しい。
 ・・・てか、コックピットブロックから全然違うし、もう、『このガンダムなんだよ!?』状態なんですけどね。
 話を戻して、青線位置で1.5mm切り詰めて外側のC面をに合わせて再接着。

 切り詰めた肩裏の構造物を極力残しながらノーマル肩がフィットするように構造物をカット。
 そしてノーマル肩は1.5mm切り詰めてフィッティングを調整。


 肩を仮止めしてみると、なんとなく肩が下がっているように感じたので、6mm上に移動しました。
 多分、肩の全長が短くなったせいだと思う。

 それと、PGの肩って全周に広めのC面が付いている。
 小型化していろいろな角度から見たんだけど、どーもこれが悪さして必要以上に大きく見えている気がする。

 なので、1.5mmプラ板を肩の接続部のC面に貼ってこの部分を消しました。

 個人的に効果あったと思いたい。


P8280057.jpg P9060059.jpg

 参考までに、取り付け位置変更と、C面けし後の画像をアップ。左肩がノーマル、右肩が位置変後。(左写真)

 かなり胸が大きく見えたので、正面下向きだったダクトを、外側を向き&下向きの角度を強く変更しました。

 今後、胸の上面サイドのC面も少し大きくして、更に胸が小さく見えるようにする予定。

 それと、ヘリウムコアの上に付くアーマーですが、ここも幅広でカッコ悪く感じたので、1.5mm幅詰。


 加工後写真をアップしておきます。

 ふんどし両サイドマーカー?は、アポジモーターに変更してみました。

 上半身だけだとかっこよく見えてきたぞ!


 あとは、肩の上面ですね。

 ここは、昭和キットなので解釈が今風でない。
 今は、肩上面が複雑な面取りで、ごてごて乗ってるのが流行りです。
 なので、フラットな上面をこんな感じで切断。
 その後、肩出口にバーニア追加。上面に何かの手の甲パーツでデコレート。
 そして、筋彫りとパッチング、シャッターの長さ合わせで様子を見ます。

 ダクトはジムVビームマスターの肩ダクトを幅詰して使ってます。
 ビームマスターは大抵の人がミサイルポッドを付けてますよね? なのでこのパーツが余っているはず。

 ・・・自分はイエサブのパーツパラダイスで入手したけどね。

 今日はこの辺で。

 次は足に入れたらいいなぁ〜

 2022/09/25

 上半身はこんなでいいかなぁ〜って感じになったので、更新。

 まず、肩の残り作業。

 側面シャッターのディテールを一旦すべて削り落とし切断。幅詰した肩の全長に合わせて幅詰し、0.2mmプラ板で再びディテールを付けなおし。

 0.2mmプラ板は、切断面をまたぐ感じで貼り付けて補強も兼ねてます。
 更に、裏から0.3mmプラ板でデザインを損なわない様にエッジ部分を補強。

 二の腕は、肩の接続面全周に付いているC面・・・これが肩と、二の腕パーツ両方に付いている為、弱々しく感じるんですよね。
 なので、0.5mmプラ板をC面に貼って消します。  その後、1mmプラ板で二の腕全周をボリュームアップ。

 ディテールは、ガンダムOYWを参考にしました。

 ・・・実は、1mmプラ板を隙間を開けて貼り付けたのは、サイコフレーム表現を意識したもの。

 実装するか悩んでます。(∀`*ゞ)テヘッ

 設定を意識せず、好き勝手改造するのも楽しいですね。(^○^)
P9250009.jpg
 首を傾げたポーズがなんとなく強そうに見える?

 次こそ足に着手したい!

2022/11/19

 11月になってしまった。 目標月一更新が早くも挫折…
 遅れている原因は足の改造イメージが固まらないからなんだなぁ〜

 ラフスケッチしたり…イメージを固めようとしているんですが、いつまでたっても固まりそうにないので、できるところから手を付けようと思う。

 まず膝。
 まんまプラ板の箱組だった膝の先端、両サイド2か所に切り込みを入れ、1mmづつ幅詰して先すぼまりに変更。(カット位置は左写真白線参照)

 プラ用接着剤を塗り込んで強引にセロテープで固定し接着。

 2、3日放置して完全に接着剤が固まったら、軽く表面処理して再び膝表面のモールドを避ける様に切断。

 1.5mmプラ板を片側に貼り付け、クサビ形に削ってた後切り離したすねパーツを再接着。

 あとは、先端を5mm位伸ばしたいなぁ〜

 次はスリッパ。

 ノーマルだとガンキャノンみたいに足の甲が膨らんでる。
 これがなんとなく気に入らないので、0.5mmプラ板を先端に貼り、甲の足首側から爪先まで直線ラインに加工。隙間はポリパテで埋めました。
 約1.0mm爪先が伸びてます。

 ついでにフルアーマーガンダム風のディテールを追加。

 それと、三本スリットの入ったパーツ… 足の甲全体を覆う作りになっているんですが、ここも気に入らない。

 スリッパパーツからパーツ固定基部を取り除き、付けない方向で加工しようと考えてます。
 更に太もも。

 脛の赤いパーツを5mm位延長する事を考えているので、多分太ももが短く感じるはず。
 それに、腹も3.0mm延長しているので猶更。

 そんな訳で4.5mm延長。切断位置は写真を参照

 なんで、4.5mmかって?
 単純に1.5mmプラ板を多数切り出してあり、使わず捨てるのが勿体なかったからです。3.0mmじゃ違いが感じないし、5.0mmはやり過ぎかなという思いもあり…

 見えない部分なので、表面処理はそれなりです。

 内部フレームにホームベース型に切ったプラ板を貼り、OYW風に加工。
 太ももパーツはこんな感じ。内部フレームと同様に4.5mm延長。
 こちらは切らずに又関節側を単純に延長。

 EGガンダムを参考に現在ディテールアップ中。


PA300013.jpg
 すねパーツのイメージを膨らましつつ、見え方確認の為撮った写真があったのでアップしてみる。

 まあ・・・ いいんじゃないですかね?


 上半身とドッキングして、ランドセル…てか、パーフェクトガンダムサイズでいうと、リュックサックですな! をドッキングするとバランスがとれるか不安に感じますな。

 何度もドッキングさせていないので…

 中の人の脛パーツは、なくてもパーフェクトガンダム脛を固定できるので使うのやめました。

 フィッティングに苦労するし、完成後外して遊んだりしないので、付ける意味ないかなと思い…



2022/12/29

 もういくつ寝ると、おしょうがつー♪

 そんな時期になりました。 その前にクリスマスがあるけどね。
 そして、切り出したプラ板、削り粉が静電気で手にくっつく鬱陶しい季節でもあります。

 さて、PGは細々続けてます。 そろそろ完成品が欲しくなったので、並行で何か作ろうかな?

・・・そんなこと考えてます。
 PGの足の甲を覆うパーツを付ける事をやめたので、隙間をプラ板で埋めました。
 この方が、スリッパとのメリハリが付いてカッコいいと感じたんですよ。


 そして、つま先と踵に軽く筋彫りを追加。

 アンクルアーマーとマルイチパーツ全周に筋彫りしたり。彫の甘い凹みを彫直したり。

PC040030.jpg
 このパーツの筋彫りも、甲パーツを付けると見えなくなるので、どの程度ディテールアップするか微妙なところ。
 甲パーツに付いていた竪穴3個は繋げてしまいました。

 さーて、こうなると脛パーツを何とかしないとならないぞ!


 てかてか、前回の足画像と殆ど変わっていない事に気付いた!!


2023/04/03

 気が付けば4月…

 4か月も放置してしまった・・・HP更新を!
 いじってはいたんですよ。


 さて、パーフェクトガンダムの脛なんですが、なんかザクっぽいんですよね。
 ベルボトム風に広がった裾とか、膝関節の装甲処理とかが。

 なので、連邦っぽく直線的な形状に変更してやります。まず、脛の先端。


 こんな感じに先端を切り落とし、プラ板でイメージを膨らませる。
 更に、裾が膨らみ始めている部分から下をすべて切り落とし、2mmプラ板で新たな裾固定用のベースを作成し、同じく2mmプラ板で曲がり癖を付けながら全周にνガンダム風な裾作成。

 脛の前面は、アール面にプラ板を貼り付け、面で構成されているイメージに変更。


 で、とりあえず作っていたふくらはぎ外側のゼータみたいなアレックスみたいなユニットを仮固定。

 そして、脛の外側ユニットと、裾の重なり処理に頭を悩ませ4か月放置・・・

 で、こうだ!!

 思い切って、脛の外側ユニットをやや外側に向けて浮かせましたが、フクラハギが間抜けな感じ・・・

 (-ω-;)ウーンどうするか・・・

P4020059.jpg



 取り合えず組んでみました。
 どうかね・・・


   



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